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留学中~韓国の地下鉄・内部編
地下鉄のホームや乗り降りについては、前回の記事の通りなのですが。
韓国の地下鉄に、実際に乗ってみてからも大変興味深い。

ちゃんと許可を得ているのかどうかは分かりませんが。
おじさんやおばさんが、車内販売をやっています。
売っているものはさまざま。
なわとび、腰痛防止ベルト、子供のおもちゃなど。

そして売り方もさまざま。
ある日、普通に車内の座席に座っていると、電動車椅子に乗ったおじさんがいきなり何やら韓国語で書かれた紙と歯ブラシを膝に置いていきました。
それを座席に座っている人にひたすら配り、わけも分からず唖然としていると、再び戻って来てまた紙と歯ブラシを回収していきました。
他の人の様子を見ていると、歯ブラシを受け取り、紙を返す時に1000ウォン札を一緒に渡している人がいました。
紙には、この歯ブラシを買ってくれという旨が書かれていたのでしょう。
結構長い文章で、くりぼうが読みきるのには数時間はかかるのは明らかだったので、結局何も出来なかったのですが。

とある日には、よれよれの服を着た小柄なおばあさんが、「買ってください~」と何やら箱のようなもの(マッチに見えた)を両手に持って、ふらふらと車内を歩いていました。

またとある日には、元気そうなおじさんが商品がいっぱい入った箱を車内のど真ん中にどん!と置いて、大きな声で
안영하세요!」
(こんにちは!)
といい、箱から商品を取り出して説明を始めました。
買う人もいたし、買わずに全く無視している人もいました。
くりぼうは買うも何も、何を言っているのかさっぱり分からないので、ただ唖然と遠めにおじさんを見ているだけでした。

地下鉄の車両内だけではありません。
地下鉄のホームでも出入り口でも、いろんな人がいました。
「生きたいです」と書かれたぼろぼろの箱を膝に載せた車椅子のおじいさんが、何やら演歌のような音楽を流しながらずっと同じ場所にいたり。
山の中から持ってきたのか、沢山の山菜をホームの端に広げてうなだれて座っているおばあちゃんとか。
何とも言えない気持ちになりました。
そうやって路上でいろんなものを売っているのは、ほとんどがご老人です。
そうせざるを得ない何か特別な事情があるのかと思うと、やるせない気持ちになります。

そして最後に。
明らかに日本および日本人と違うところ。
とにかく地下鉄の車内は、賑やかです。
賑やかな理由。

携帯電話
と・に・か・く
しゃべってる!


あっちこっちで呼び出し音が鳴り響き、「여보세요」(もしもし)と応答し、そのままぺらぺらとしゃべり続ける。
おっちゃんもおばちゃんも、若い人も子供も、みんな。
日本では眉をひそめられること間違いなしです。
一応韓国でも、マナーモードにするように促されているらしいのですが、ほとんどの人が気にしていないようです。
電話ならともかく、驚いたのは携帯のスピーカーから自分の好きな曲を大音量で流してたり。
テレビやゲームの音がそのままだだ漏れだったり。
最初はどうなってんだと思いましたが、すっかり慣れっこになりました。

それにしても韓国の人はよく電話する。
ほんの少しのことでも「後で電話する」ではなく「今電話する」というスタンス。
くりぼうだったらまず電話の内容を良く考え、その後時間を良く考え、緊急性の有無を考えた後ではじめて電話をするかどうかを決めますが。
そんな面倒くさいことしなーい!という感じです。
わが道を行くスタンスが、きっと韓国なのでしょう。
日本では考えられないことです。
ただし、KTX(日本で言う新幹線)内では、そのマナーは守られていました。
着信音は相変わらず鳴り響きますが、電話を片手に話しながら車両外に出て行く人がほとんどでした。
静かな場所ではいちおう気を遣っているようです。

文化の差に驚きはしても。
それを受け入れ、慣れようとする姿勢は忘れないようにしたいです。
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